「河内平野横断の旅」のご案内

 地学団体研究会近畿3支部合同行事、新入生歓迎巡検として、「河内平野横断の旅」を開催します。
 生駒山麓や上町台地の段丘地形,旧大和川の流路跡などは,地質に携わっている人はだれもが知っていることですが,通して歩いたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。今回久しぶりの近畿3支部行事として,河内平野横断の巡検を企画しました。地形の勉強にはたいへん分かりやすいコースですので,新入生の皆さん大歓迎です。会員のみなさまは奮ってご参加ください。

 日時:6月13日(日)

 集合:近鉄奈良線「石切」駅 9時30分

 解散:地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ケ丘」または「天王寺」17時30分ごろ

 天候判断:小雨決行(荒天の場合は中止)

 費用:参加費は無料,電車代実費が必要

 持ち物:弁当,飲み物,雨具,(ノート,筆記用具,カメラ,双眼鏡など必要に応じて)

 地形図:2万5千分の1「大阪東北部」「大阪東南部」「信貴山」「生駒山」(案内者では用意しません)

 案内者:京都支部 鈴木一久(近畿大学

 コースと見どころ:
石切…低位段丘と中位段丘(段丘面と段丘崖,大阪市内展望)…低位段丘面を下って石切神社東高野街道をへて近鉄「新石切」駅へ(生駒山系の地形展望)…近鉄に乗車し「吉田」駅下車…今米公園の中甚兵衛顕彰碑(ここで昼食)…旧大和川の分流のひとつ,旧吉田川に沿って南へ歩く(天井川地形の観察)…近鉄「河内花園」駅から近鉄乗車,「鶴橋」駅下車…上町台地を横断して地形を観察(細工谷〜夕陽ケ丘ストリート〜西側の急崖・天王寺七坂めぐり)… 最寄り駅解散