第27回地球科学講演会「大阪の温泉は本当に温泉か?−大阪平野の地下水を可視化する−」

chidankenosaka2010-04-07


 毎年恒例の地球科学講演会。今年は大阪市立大学の益田晴恵教授をお招きして、大阪の地下水に関する話題提供をしていただきます。

 「天然温泉」の看板を街の中で見かけることがあります。温泉好きの私たちにとっては、安くて近い息抜きの場です。火山のない大阪になぜ温泉が出るのか、不思議に思ったことはありませんか。平野部にある温泉は、とても深い場所にある地下水なのです。中には変わった泉質を持つものもあります。でも、地下水という点では、上町台地の湧水と同じです。ここでは、目には見えない大阪平野の地下水の流れを話します。地下水とは何か、河川水とどう違うのか、そしてどうつきあえばいいのか、一緒に考えたいと思います。なおこの講演会は「地質の日」協賛事業として開催します。

 講師:益田晴恵氏(大阪市立大学大学院理学研究科教授)

 日時:5月9日(日)午後2時30分〜4時30分

 会場:自然史博物館 講堂

 主催:地学団体研究会大阪支部、日本地質学会近畿支部大阪市立自然史博物館

 お問合せ:自然史博物館・第四紀研究室の中条、またはchidankenosaka@yahoo.co.jpまで。

 お申込:申込みは不要です。直接会場へお越しください。

 参加費:無料(ただし、博物館入館料が必要)

 自然史博物館のホームページからも詳細を見ることができます。