地学団体研究会 大阪支部総会のご案内

 7月8日(日)に支部総会を開催します。記念講演では、まもなく刊行される「四万十專報」の注目点を鈴木博之会員に講演していただきます。会員発表も行いますので、多数の参加をお待ちしております。

 日時:7月8日(日) 13時30分 〜17時
 会場:大阪市立自然史博物館(集会室)
 地団研会員の方は博物館通用口から「地学団体研究会支部総会に参加」と告げて入館ください。地団研の会員以外の方で参加を希望される方は、以下のアドレスまでお問い合わせ下さい。
 chidankenosaka@yahoo.co.jp (地団研大阪支部庶務係)

<タイムテーブル>
  13:30〜14:00 総会議事
  14:00〜15:15 会員発表
  15:30〜17:00 総会記念講演「紀伊半島における四万十付加体研究の新展開」

<記念講演>
紀伊半島における四万十付加体研究の新展開
鈴木博之紀州四万十団研
 紀州四万十団研は長年にわたり、紀伊半島の海岸部から険しい山岳地の隅々まで詳細な野外調査を積み重ねてきました。さらに、放散虫化石による年代決定も精力的に進めてきました。今回、これらの成果が四万十帯全域の新しい地質図(1/20万)として公表されます。地質図ではプレート論に基づいて,全ユニットの層序・構造が改訂されました。また、専報には泥ダイアピルなどの高間隙水圧現象、付加体形成後の新期屈曲構造,高温泉の起源論なども掲載されます。講演ではこれらの最新の成果を解説していただきます。