大阪支部巡検「奈良の石仏凝灰岩」のご案内
地団研大阪支部会員向け巡検「奈良の石仏凝灰岩」を行います。
奈良市中ノ川町付近に分布する石仏凝灰岩などを観察します。大台コールドロンから50km以上を飛んできた凝灰岩です。石仏凝灰岩は1400万年前の室生火砕流堆積物に対比されています。非溶結の軽石凝灰岩、石質凝灰岩とそれらの二次堆積物(ラハール?)を観察します。今回のトピックは二次堆積物と火山豆石凝灰岩です。どちらもそのでき方には謎が多くあります。他にも、大阪層群に相当する河川堆積物も観察します。
11月23日には同じコースで自然史ハイキング(今回から、大阪市立自然史博と共催)を行ないます。地団研会員外の方はこちらにご参加下さい。
11月23日の自然史ハイキングについては 、自然史博物館( http://www.mus-nh.city.osaka.jp/ )のイベントページをご覧下さい。
記
日時:11月3日(月・祝) 雨天中止。
場所:奈良市中ノ川町付近
集合:午前10時 奈良交通バス「下中ノ川」バス停(石打行き、94系統)。
バス時刻:JR奈良駅 9:37(6番乗り場)→→→近鉄奈良駅9:40(4番乗り場)→→→下中ノ川
解散:午後3時頃 長尾町バス停
持ち物:昼食、調査用具(草カキカマ)、地形図は1/2.5万「奈良」「柳生」(コース部分のコピーは準備します)
その他:
資料準備のため、参加予定の方はメール(chidankenosaka(at)yahoo.co.jp;(at)を@に変換)をお願いします。締めきりは10月29日。
地学団体研究会大阪支部 2009年度支部総会
7月12日、地学団体研究会大阪支部 2009年度支部総会が、大阪市立自然史博物館集会室で行われ、11名の参加者がありました。総会議事、記念講演、会員の発表が行われました。
14:00〜14:40 総会議事
14:50〜16:20 記念講演「北摂地域の先白亜紀地質体の最新知見」菅森義晃 氏(大阪市大)
16:20〜17:30 会員発表(パワーポイント・ポスター発表)
「大阪地学教師グループ これまでの活動の報告」別所孝範
「Mg成分に富む斜方輝石と低い含水条件を獲得したサヌカイトマグマ」ー二上層群春日山安山岩での例ー」佐藤隆春・古山勝彦・冨田克敏・ほか
「アウトフロー堆積物からみた給源火道の形成過程ー室生火砕流堆積物と大台コールドロンー」室生団体研究グループ
「ショウガ科化石Spirematospermumの形態・分類・分布について」塚腰 実
地団研大阪支部 2009年度支部総会を開催します
下記の日程で地学団体研究会大阪支部総会を開催します。多数のご参加お待ちしています。記念講演では、北摂地域の先白亜系の構造発達史で先頃博士論文をまとめられた大阪市立大学の菅森さんに、丹波帯・超丹波帯の地質帯についてのお話しをしていただきます。菅森さんの研究内容については、2009年2月号の地質学雑誌にその成果の一部が掲載されています。
また、今年も会員のポスター発表を募集します。まだ、完全にまとまっていない話題でも、気軽に発表してください。人の話を聞くだけではなく、自分も何か話してみましょう。あと1ヶ月あります。準備を始めてください。
■日時 7月12日(日) 14時 〜17時30分
■会場 大阪市立自然史博物館(集会室)
博物館通用口から「地団研支部総会参加」と言って入館ください。
■タイムテーブル
14:00〜14:30 総会議事
14:30〜16:00 記念講演
「北摂地域の先白亜紀地質体の最新知見」菅森義晃氏(大阪市大)
16:15〜17:30 会員発表(ポスター発表)
個人研究、地学教育、災害、社会地質、環境など、どんな話題でも発表歓迎します。幅90cm高さ180cmのパネルを用意します。発表される方は7月8日(水)までにkawabata(at)mus-nh.city.osaka.jp((at)を@に変えて送る)まで連絡ください。飛び入りも歓迎します。