第28回地球科学講演会「"はやぶさ"探査と小惑星の起源」
はやぶさが探査したのは大きさが数100mの小惑星「イトカワ」です。小惑星はその多くが火星と木星の間に存在し、太陽系形成初期の情報をとどめた始原天体であるとされています。私たちが手にする地球外物質の一つである隕石の多くは、小惑星を起源としていると考えられています。
隕石や小惑星は私たちの地球を創った始原物質を考える上でも重要だと考えられていますし、また小惑星は、その地球衝突の危険性の観点からも興味がもたれています。はやぶさによる探査を中心に、小惑星の起源と現在の姿についてお話しします。
日時:5月15日(日)午後2時30分〜4時30分
場所:自然史博物館 講堂
講師:中村昭子氏(神戸大学大学院理学研究科准教授)
主催:地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館
定員:200名(定員を超えた場合は抽選)
参加費:無料(ただし、博物館入館料が必要)
申込み:参加には申込みが必要です。参加希望の方は以下の大阪市立自然史博物館のイベントページからお申し込み下さい。
http://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#E4QGQ4U